24歳のイエーガー・おしゃ子(矢作穂香)は、おしゃれな家の英才教育を受けてきた。ある理由から25歳までにおしゃ子が認める「おしゃ家」に住む男性を見つけなければらならないが、理想が高く、理想の家に住む男性はなかなか見つからない。
毎回、お持ち帰りされるたびに家にダメ出しをして、男性を精神的に追い詰める。
原作はWEB漫画。
第6話の内容です。
シェアハウスでコロチキナダルをぶった切る
1号室 英語男子
この日おしゃ子が出会ったのは、中田日出 敏(なかたひでとし)。
英語が堪能で外国人に話しかけられて困っていたおしゃ子をスマートに助け、ときめくおしゃ子。
おしゃードルも一発クリア
おしゃ子「お家行ってもいいですか?」と即家に。
行く前にグーグルマップで家を調べ大きなおうちに期待するおしゃ子。
玄関でおしゃ子をハグする中田日出、おしゃ子はときめく
しかし玄関に置いてあるスリッパの数に驚く
中田日出「この家シェアハウスなんだ」
おしゃ子「今回はご縁がなかったとのことで」と帰ろうとする」
中田日出「ちょっと待って」
おしゃ子「だってシェアハウスって学生寮でしょ?お金がない若者がお金を出し合って暮らすぶしゃ家でしょ」
※ぶしゃ家・・・ブサイクでダサい家。おしゃ家の対義語
中田日出「ははは。おしゃ子ちゃん。古いな。シェアハウスって」いろんな価値観の人が集まって暮らしてるからおしゃれの最先端なんだ」
おしゃ子「かちーん、おしゃれなんだ・・・」
おしゃ子「そこまで言うならいいだろう、シェアハウスがおしゃれの最先端かこの目で確かめてやる!」
と中田日出の部屋に入る
おしゃ子「部屋全体を温かみのある色で統一した居心地重視の部屋・・・悪くない」
中田日出「インドが好きなんだ」
おしゃ子「旅行好きなんですか?」
中田日出「旅行っていうか引越し、俺”アドレスホッパー” 」
おしゃ子「転々とするって意味ですよね?日本各地に家があって、飽きたら移動する。つまり家のサブスクサービス。最先端のサービスよ!」
中田日出「よく知ってるね」
おしゃ子「出会ったのは君が初めて」
おしゃ子「この男最先端かもしれない」
おしゃ子が部屋を見まわす
おしゃ子「この部屋時計無いの?」
中田日出「そうなんだよ!気付いた?インド人ってみんな時計持たないから必ず遅刻するだよね。俺も最初は怒ってたんだけど、ある日そいつに言われたんだ。敏がイラっとするのは僕が遅刻するからじゃなくて、敏が時計を持っているからだよ。って。すごくない?」
おしゃ子「意味が分からない、でもそれ言ったら古いって言われそう」
敏「僕は自分探しの旅に出たんだ」
部屋に貼ってある世界地図を見ながら言う。地図は赤く塗りつぶされた国がいくつかあった
おしゃ子「これ行った国塗りつぶしてるやつじゃん。塗り方几帳面。キモ」
今度は部屋に置いてあったガンジーの本を手に取るおしゃ子。
しかし、裏面を見ると値札のシールの跡があった。
おしゃ子「これはまさか・・・おしゃ捜査7つ道具の一つ”おしゃトラッキング”とムシメガネを取り出す」
おしゃトラッキング・・・それを買った場所がわかるおしゃ兵器
おしゃ子「これ高円寺のブックオフで買ってるやん」
部屋にある他のインドのアイテムも高円寺で買ったことが分かったおしゃ子
おしゃ子「高円寺で買ったんだ」
中田日出「どうしてそれを?」
おしゃ子「一度だけ聞くけど、あなたインドに行ったことがありませんね?」
中田日出「そんなことないよ」
おしゃ子「じゃあいつ行ったの?」
中田日出「2,3年前かな」
おしゃ子「うそつけー!!!このチャイティーセットもこのガネーシャも、全部、東京のインド=高円寺で買っています。それことがあなたが一度もインドに行ったことがない証拠なんだ!ど~~~ん!!!」
中田日出「実は飛行機が苦手で、日本から出たことないんだ」
おしゃ子「じゃあさっきまでのインドトークは?」
中田日出「前のシェアハウスにインド人が住んでて」
おしゃ子「じゃあこの色がついた世界地図は?」
中田日出「それはシェアハウスであった国の人たちだ。でも再来月あたりにインドに行くよ。自分探し」
おしゃ子「みつかるか!っていうか自分探しって何?今私がしゃべってるのは誰?まぼろし~~~~。そこにいけば自分が見つかるって思ってるうちは絶対見つからないからね!」
と部屋を出るおしゃ子。
おしゃ子「私としたことが底の浅い男に騙されてしまった。悔し~」
2号室 カメラ男子
ふと廊下におしゃれな写真が飾ってある。
そこに現れたのは、住人の比等野 粉土士朗(ひとのふんどしろう)というカメラ男子
部屋に飾ってあるおしゃれな写真を見に行くおしゃ子。
シンプルな部屋で仕事道具をおしゃれに飾っている
比等野「まだアシスタントだから高い家具買うお金もないんだ」
おしゃ子「見栄はる男より好感度高い」
しかしそのおしゃれな写真は全部”師匠”と呼ぶ一方的に有名写真家の写真ばかり。
師匠と呼んでいるが、講演会に言ってSNSをフォローしているだけ。
比等野の取った写真は微妙・・・・
おしゃ子「あなた師匠の弟子でも何でもないでしょ?勝手に弟子を名乗るな!!!ローマは一日にして成らず、待てば海路の日和あり。志村だってな最初は長介さんの付き人だったんだよ!この部屋は他の人の力でごまかすぶしゃ部屋だ!!!」
倒れこむ比等野
次の部屋に乗り込むおしゃ子
3号室 ベンチャー社長
元電通(もとでんとおる)
おしゃ子「そのファッションで代替想像がつく。3年前に独立、今は写真10人未満の会社の社長ってとこね。コルビジェのイス(レプリカ)、エスプレッソマシーン、DJ用のターンテーブル!ドヤテリアに頼りすぎだ!
※ドヤテリア・・・どや顔したいためにおくインテリア
4号室 起業家志望
後澤 友作(あとざわゆうさく)
おしゃ子「こんにちはおしゃ子です」
部屋中に貼られた書道の張り紙をを見て
おしゃ子「バスキア落札、人生を映画化、俺も女優と付き合う、だと!息が詰まるんじゃーーー!!!!」
5号室 DIY男子(コロチキ ナダル)
二千代 田育(にちよだいく)※コロチキナダル
二千代「君がおしゃ子ちゃんだね、僕はDIYが趣味なんだ。どうかな僕の部屋は」
おしゃ子「ラフでワイルドな仕上げ方色むらがいい味を出している」と手作りのベンチを見て思う
おしゃ子「こやつ強敵」
二千代「汚れてない?よかったらどうぞ」とおしぼりをおしゃ子に渡す
おしゃ子「ここが一瞬中目黒のおしゃれはカフェに見えてしまった。私の運命の相手はシェアハウスにいたの?完敗・・・待てよ」
と部屋を見渡したおしゃ子が笑いだす
二千代「どうしたの?」
おしゃ子「一見お洒落に見えるこの部屋、だけどこれはどういうこと?見えるところは完璧だけど裏側は全く縫っていない」とベンチの裏にペンキが塗っていないことを指摘。
さらに棚の裏のビスが飛び出ていることも発見。
おしゃ子「芯のおしゃれは見えないところも!あんたはDIYじゃなくて、ただのD・S・I ダサイ よ!!!!」
倒れこむ二千代
二千代「負けたよ畜生」
おしゃ子「シェアハウスは竜宮城だからね。居心地の良さに甘えてずっといたらあんたたち取り返しのつかないことになるよ!」と全員に言う
全員「はい!」
というところで終了