テレビ東京系水曜日深夜1:28分放送のドラマ
おしゃ家ソムリエおしゃ子!
24歳のイエーガー・おしゃ子(矢作穂香)は、おしゃれな家の英才教育を受けてきた。ある理由から25歳までにおしゃ子が認める「おしゃ家」に住む男性を見つけなければらならないが、理想が高く、理想の家に住む男性はなかなか見つからない。
毎回、お持ち帰りされるたびに家にダメ出しをして、男性を精神的に追い詰める。
原作はWEB漫画。
第3話の内容です。
地球に優しい男子「大賀憎男」
今回登場するのは、地球に優しい男子「大賀憎男(おおがにくお)」であった。
公園に佇んでいたおしゃ子に声をかけてくる。
見た目も好みでルイボスティーをもらうおしゃ子。
おしゃ子「地球だけでなく、私にも優しい!」とメロメロ。
後日、憎男がおしゃ子を誘って、河原でおもてなす。
プライパンでパンを焼いたり、お取り寄せのジャムを出したり、流木のネックレスのぷれぜんとなどその振る舞いにおしゃ子の「持ち帰られてもいハードル」(おしゃードル)の基準点を超える。
おしゃ子「あなたの家行ってもいい?」
憎男「いいよもちろん」
と家に行くことに。
憎男の住む町は、清澄白河。
下町情緒とハイセンスなカフェやアートが共存するおしゃれタウン。
憎男の家は築60年になろうかという古いマンション。しかしレトロな味わいでおしゃ子の期待も高まる。
憎男も得意気に家に案内する。
家に入るとエコレザーのスリッパを憎男が出すも断ってマイスリッパをはくおしゃ子。
部屋に入るとおしゃ子がある匂いに気付く、そこにあったのは「ディプティック」というブランドのキャンドル。
おしゃ子「この香りは女子を エロい気分にさせるの!私をエロい気分にさせてどうするつもりなの!?」
憎男「意外と簡単だなこの子」
さらに畳みかける憎男
憎男はエコに配慮した「ブルーボトルコーヒー」を出す、
おしゃ子はここで一句
おしゃ子「エロとエコ 混ぜるな危険 もうメロメロ~」
今度は憎男が、ウミガメの産卵シーンの写真をおしゃ子に見せる
憎男「よく見て、涙を流してる」
おしゃ子「いや、この写真は良いとおもう、でもこれ涙じゃないから!目の横にある穴から体内の塩水を排出してるだけだから!」
動揺する憎男
憎男「お腹空いたんだね、何か食べる?」
おしゃ子「出た出た、怒ってる女の子に取りあえずおいしいものくわしときゃ大丈夫って男!」
憎男「じゃあ食べない?」
おしゃ子「食べる」
憎男「そうだ、音楽も流そう」とアナログレコードで音楽を流そうとする
おしゃ子「はいはい出ました~。でも直射日光の当たるところに置いてある。そんなんじゃレコード盤は変形していいととなんかでなくなる。あんたはアナログレコーダー飾っちゃう男子だ!!!!」
憎男「おしゃ子ちゃんがさっきまでと違う。こうなったら手料理で身も心もとろけさせてやる」
憎男「お待たせ、ブラウンライスのTKGだ。絶対うまいから」
おしゃ子「確かにうまいだろうけど、ブラウンライスのTKGって、ただの玄米の卵かけごはんだろうが!」
憎男「そうともいうけど」と今度はベランダで育てたパクチーをTKGに乗せる
憎男「どうかな自給自足のシティーライフ感」
おしゃ子「いやいやベランダでパクチー育ててるだけじゃん。農家に謝れ!黙って聞いてりゃ調子に乗りやがって!」
そしておしゃ子は、あるものを見つけてしまう。
おしゃ子「この使い古したニューバランスの靴!あんたちょっと前まで”サードウェブ系男子”って呼ばれなかったか?」
サードウェブ系男子とは、辛酸なめこが2015年にブルーボトルコーヒーを並んで買っている男子を見て名付けた名前。特徴はメガネ、キャップ、髭、ニューバランスなどのファッション
おしゃ子「学生時代は清潔感が取り柄のちょっとだけモテた。それで勘違いした。流行りが終わってすぐみんなに飽きられた。でもあんたはまたモテるためにオーガニックオーガニックビーガンビーガンって必死に言って生きてきた。インスタも死ぬ気で毎日更新して生きてきたんだよな!」
憎男「どうして・・・」
おしゃ子「地球に優しくする前に自分に優しくしよ」と憎男の付け髭をはがす。
おしゃ子「このニューバランスもまだはけるんだから」
憎男「履き心地最高」
おしゃ子「でしょ~、もう無理して生きんなよ」
というところで終了