テレビ朝日 ドラマL「年下彼氏」のEpisode9,10(#9,10)のネタバレあらすじです
9話と10話はセットになっていて、同じ女性に想いを寄せる2人の男子それぞれの目線で、これから告白する大地(大西流星)と元カレだった康祐(正門良規)の2人の目線からドラマを描いていました。
EP9タイトル:最初で最後の告白(大西流星目線)
EP10タイトル:最後で最初の告白(正門良規目線)
なのであらすじでは、2人の男子の想いや行動を合わせて書いています
▽参考
矢野大地(大西流星)はバイト先のケーキ屋さんで働くパティシエで25歳の亜弓(小西桜子)に告白するべく手紙を用意する。
この日もバイトに来た大地。亜弓の最後の出勤日。
亜弓「あ、大地おはよう」
大地「おはようございます!」と手紙をポケットに入れる。
閉店後、店長が亜弓に最後の話をしている。
亜弓「お世話になりました」
店長「最後の締め作業やっちゃいますか」
亜弓「はい」
とここで亜弓が大地を呼びケーキを見せる
亜弓「大地が一生懸命仕事してる姿見て救われたんだ。だからそのお礼。ショートケーキ好きでしょ?」
大地「ありがとうございます!」
亜弓「仕事終わったら食べて」
亜弓「実感ないな~。最後ってなると寂しいな」
大地「僕もです」と寂しげな顔
亜弓「やだそんな顔しないでよ。お世話になりました。さあ、最後の掃除やっちゃおう」
大地「もう会えないかもしれない。だから今日伝えるって決めたんだ」
大地「あの!」
亜弓「ん?」
大地「すいません、これ!」と手紙を渡そうとしたそのとき!
亜弓の元カレである22歳の康祐(正門良規)が店に現れる。
康祐「久しぶり」
亜弓「どうしたの!?」
康祐「後輩?」
大地「矢野です」
康祐「どうも昔ここでバイトしてた康祐です」
康祐が亜弓に何かを渡す
亜弓「なに?」
康祐「開けてみて」
中にはマカロンが入っている
康祐「お前好きだったじゃん、マカロン」
大地「お前・・・」
康祐「あ、俺元カレ」
亜弓「こうちゃん!」
康祐「今日でやめるんだって?店長から聞いた」
亜弓「ありがとう」
康祐「フランスといえばマカロンだろ?向こうでいくらでも食べれると思うけど」
亜弓「ちょっとこうちゃん」
大地「え?フランスって・・・」
亜弓「実は私フランスにパティシエ留学するんだ」
康祐「もしかして言ってなかったの?まじか」
大地「なんで言ってくれなかったんですか?」
亜弓「ごめんね、なんか私自信なくて。挫折して帰ってきちゃうかもしれないし。だから家族と店長にしか言ってなくて」
康祐「亜弓らしくないじゃん、弱気なんて」
亜弓「私だって弱気になるときくらいあるよ」
大地「どれくらい行っちゃうんですか?」
亜弓「2年は帰ってこないと思う」
大地「2年・・・」
と康祐が亜弓が大地のために作ったケーキを見つける
康祐「なにこれ、売れ残り?食べていい?」
大地「ダメです。これは亜弓さんがスタッフのみんなに作ったケーキなんです。」
康祐「え~久々に食べたかったな亜弓のショートケーキ」
亜弓「ごめんこうちゃんもう片付けないといけないから」
康祐「亜弓、ちょっと話さない?2人で」
亜弓「うん、わかった」
と2人で店の外へ。
康祐はバイト時代の亜子とのことを思い出していた。
バイトの後輩から付き合って、別れるまでのことを思い出す。
康祐「俺があの時”別れたくない”と言っていたら今でも付き合っていたのか」
そう思って店に来ていた。
康祐「ごめんな急に」
亜弓「ううん、でもびっくりした」
康祐「あのさ、俺就職決まったんだよ」
亜弓「おめでとう!」
康祐「結構内定もらって、広告代理店かなって思ってるんだけど」
亜弓「あってると思う。コミュニケーション力高いし」
康祐「だろ?俺・・・」
亜弓「こうちゃんのおかげなんだよ。こうちゃんに”亜弓さんがケーキ作ってる時めちゃめちゃ幸せそうな顔してる”って言われて初めて自分がこの仕事が好きって気づいたの。だからこうして夢もモテたのはこうちゃんのおかげなんだよ」
康祐「そうなんだ」
亜弓「私絶対パティシエになるよ。」
康祐「亜弓、頑張ってな」
大地は一人片づけを続ける。
大地「フランスに行っちゃうんだ。だとしたら自分の想いを伝えたところできっと何も変わらない。むしろ困らせてしまうかもしれない。このまま何も伝えぬまま見送るべきなのか?」
と亜弓と康祐が戻ってくる。
康祐「じゃあ俺は店長に挨拶して帰ろうかな」
康祐「俺は好きな人に素直になれない臆病者だ」
亜弓「ごめんね、ばたばたしちゃって」
大地「あの、大丈夫ですか?」
亜弓「何が?」
大地「いや・・・」
亜弓「私頑張るよ。後悔したくないからさ」
大地「俺は後悔しないのか?思いを伝えないままで。俺は・・・」
と康祐が帰る
康祐「じゃあ、帰るわ。頑張れよ」
康祐「これで本当に最後だ。これでよかったんだ」
亜子「こうちゃんも」
大地「あの、亜弓さんが夢持ってやってるのかっこいいなって。毎日一生懸命ケーキ作って、フランス語の勉強とかもしててそういう姿見て僕は・・・僕は亜弓さんのことが好きです」
亜弓「え・・・・」
大地「だから僕と付き合ってください」
康祐「俺は、俺の気持ちは伝えなくていいのか?俺だって亜弓のことが好きだ」
康祐「亜弓、俺頑張るから。亜弓が帰ってくるまでもっと大人になってるから。だからその時はもう一回俺のことも考えてほしい」
亜弓「私ね、この店に入るまでは何もなかったの。自分に自信が持てなくて、でも変わりたいって思ってた。こうちゃんにはケーキ作りが好きだって気づかせてもらえた。大地の前向きでまっすぐな姿を見て夢を追いかけようと思ったの。2人に背中を押してもらえたんだ。それを一生懸命頑張りたい。それでいつか2人に会えた時に胸を張ってありがとうって言いたいの。だから私頑張るね」
康祐「俺待ってるから」
大地「俺も待ってます」
亜弓「ありがとう」
大地「フランス人の様に”愛してる”とかっこよくは伝えられなかったけど僕は生まれて初めて告白をした。僕が次になったらもっと大人になっていたい」
康祐「俺はずっとかっこつけていた。彼女の前でかっこつけることしかできなかったから。でもそれは自分を偽っているだけで一番かっこ悪いことだったのだと気づかされた。俺が次に彼女に会った時はもっと大人になっていたい」
というところで終了
▽参考