大手製薬会社に派遣で勤務する佐藤唯(松井愛莉)とその会社の天城社長(速水もこみち)のご主人様と奴隷関係が始まり、2話にしてキスした前回
3話「乱れて・ま・す・よ」
キスから一夜明け・・・
会社に行くのが億劫な唯。
先輩社員の石川麻美(片山萌美)が声をかけてくる。
石川「昨日どっちかにお持ち帰りされた」と昨日の合コンのことを聞いてくる
唯
もっとやばいやつにお持ち帰りされましたけど。もうあの男にかかわるのはよそう。
部長「みなさん今日は年に一度の大掃除です。みんなで分担して掃除してください。佐藤さんは社長室の掃除ね」
唯「え、、、」
唯
でたー清々しいまでの職権乱用
と社長室へ向かう唯
唯「失礼します。もう終わってんじゃん。何の用ですか?」
社長「お待ちしておりました」と花束を渡す
社長「申し訳ございません。こうでもしないとお会いできないかと思いまして」
唯「昨日のあれ、寝たふりですよね」
社長「ばれました?」
花束を突き返す唯
唯「やめる。やめさせていただきます」
社長「待ってください」と止めようとする
唯「もう決めたんでと」と振り払って、部屋を出ようとすると掃除用具につまずき転ぶ。
社長「大丈夫ですか?」
唯「大丈夫ですから近寄らないでください」
しかし膝をケガした唯に
社長「その命令には従いかねます」
と自分で開発した薬を塗る
唯「ありがとうございます」
社長「会社辞めないでくださいね。やめても必ず見つけますから」
唯「余計に嫌いになりました」と突き飛ばす
社長「ではせめてこれを。来週僕の誕生日パーティーがあります。ぜひ佐藤さんにもお越しいただけないかと」
唯「何でもの流れで。行きません無理です」と部屋を出る。
部屋を出た後、エレベーターに乗ると、社長秘書の名取(入江甚儀)が乗ってくる。
秘書「ねぇ、君佐藤唯ちゃんだよね?」
唯「違います」
秘書「ちょっと待って、社長秘書の名取です。よろしく」
唯「・・・」
秘書「つーか困ってんだよね。社長もともと接待の付き合い悪いんだけどさ、最近前以上に行ってくれなくて、唯ちゃんのことばっかで」
唯「私は関係ないです」
と無視してエレベーターを降りる唯。
秘書「社長には開発に没頭してほしいから、くっつくか・・・」
唯「もう一切かかわらないほうで。とりあえず誕生日パーティーは絶対行かないのでとお伝えください」
秘書「そんなに?わかった伝えとく」
パーティー当日
秘書が唯の家に迎えに来る
秘書「さ、乗って。誕生日パーティーいくよ!」
唯「いや、話が全然違いますよね?」
秘書「社長に言ったんだけど、今日唯ちゃん来ないと今度の接待いかないとか言ってきてさ。それマジでまずいんだよ。社長の犬で本当にごめん!お願い」
唯「行きませんよ!」と家に戻ろうとする
秘書「パーティーでやらかせば社長引くんじゃない?」
ため息をつく唯
唯「わかりましたよ、でも服とかもってないです」
秘書「こっちで用意したから」
とドレスを着る
唯「驚くほどサイズぴったりなんですけど」
秘書「さすが社長の見立て」
唯「見ただけでサイズわかる男って気色悪」
パーティー会場には医療界や政財界のトップが集まる
そこに社長がきて、一目散に唯のもとへ
社長「佐藤さん来ていただけたんですね」
唯「拉致されました」
社長の父である会長からも挨拶される唯
恐縮する唯
父「こちらは名取君(秘書)の彼女かな?」
社長「こちらは僕の大切な人です」
父「ほ~」
唯「私と社長は何の関係もありません、平社員ですし、住む世界も違います。なにより・・・なにより・・・心の底から気持ち悪いんで」
周囲が凍り付く
唯
やらかした、しかも親御さんの前でこの発言は立派なやらかし
にらむ父。
父「はっははははは。威勢が良くて実に結構!では私はこれで」と笑い、去っていく
次にクラブの女性集団がやってくる
クラブの女「社長最近全然来てくださらない~」
社長「僕には大切な女性がいるので行く必要がありません」
クラブの女「うちには社長のこと気持ち悪がる人なんていませんから」と社長の腕を掴み胸をあてながら言う。
冷めた目で見る唯
唯「あの社長、襟元が乱れてますよ」と直すかと思いきやそのまま胸倉をつかみあげる
気を失う社長
社長「最高です佐藤さん、最高の誕生日プレゼントありがとうございます」
ざわつく周囲の人々
びっくりする唯。
パーティーおわり
社長が最後のあいさつのスピーチを終える
唯「やっと帰れる」
招待客の酔ったおじさんが声をかけてくる
おじさん「君、きれいだね、このあともう一軒いこう」と肩を触ってくる
あわてて秘書が止めに入る
秘書「院長酔いすぎでは」
院長「まだ酔い足りないの」と唯を連れて行こうとする
その時、社長がワインをおじさんの頭からかける。
院長「何するんだきみは」
社長「謝ってください。汚い手で触れたこと佐藤さんに謝罪してください」
とその時、唯が社長に水をぶっかける
唯「酔い冷めました?」
社長「酔っていません」と近づく
唯「すみません」と院長に謝る
唯「社長ったらよいすぎ、ちょっと外の風あたりに行きましょうか」と服を掴み外へ連れていく唯
唯「いい加減にしてください」
社長「わざと怒ってくれたんですよね。あの場を納めるために」
唯「まぁこちらこそ、一応助けてくれてありがとうございました。っていうか院長にあんなことして大丈夫ですか」
社長「まったく問題ありません。取引がなくなって困るのはあちらですから」
唯「でもすごいですね、お誕生日にこんなすごいパーティー」
社長「毎年嫌なんですけど、今日は佐藤さんが来てくれてうれしかった」とほほ笑む
唯
いやいやそんな顔されても
唯「今日はお誕生日おめで」
秘書があわてて来る
秘書「社長!探しましたよ」
唯「名取さん、院長大丈夫でしたか」
秘書「なんとか。勘弁してくださいよ、社長。早く会場に戻りましょう。唯ちゃ・・・佐藤さんは僕がお送りしておきますので」
唯「え」と社長の顔を見る
帰りのタクシーに唯と秘書
唯「私おめでとうの一言も言えなかった」
秘書「唯ちゃん社長と縁切る気ある?社長にあんな態度採れる人初めて見た、俺も好きになっていい?」と近寄ってくる
睨む唯
秘書「冗談冗談」
家に着いた唯
社長から渡された電話番号を見て、
唯「ワンコール。ワンコールだけなら」
と電話をかける
唯「さすがにワンコールできるのは大人げないかな。」と電話をかけるがでない。
折り返しの電話が来る。
唯「はい」
社長「佐藤さんですよね。すぐにでられず申し訳ありませんでした。寂しかったですか?」
唯「気持ち悪いこと言わないで」
外からパトカーのサイレンの音が聞こえる。窓を開けると
唯「ちょっとなんでここにいるんですか」
手を振る社長
外に出る唯
唯「パーティーはどうしたんですか?」
社長「抜け出してきました。佐藤さんがさみしがっているかと思って」
唯「1ミリも思ってません。自分のパーティーなのに、ばか?ねえばか?」
社長「ばかってはじめていわれました」と嬉しそう
と秘書から唯に電話が。
唯「名取さん、ちょっとこれなんとか」
社長が唯から電話を取り上げ、唯の口を押える
社長「なぜ名取が佐藤さんの番号をしているのですか?削除してください、二度と電話を掛けないように」と電話を切る
と唯が押さえていた社長のてをかむ
社長わ~~~ありがとうございます」
唯「じゃあこれで失礼します。もう帰ってください!お誕生日おめでとうございました」
と社長はスマホを取り出し、録音していた「お誕生日おめでとうございました」をリピート再生する。
何度も聞く
社長「何度でも年を重ねたい」とかまれた手にキスする
とここで終了。
今週温泉かと思いきや、来週温泉のようです!