【ドラマ感想、あらすじ】G線上のあなたと私【7話】

【ドラマ感想、あらすじ】G線上のあなたと私【7話】

前回は誰からも見向きもされない自分が嫌だった也映子(波留)だったが、加瀬君(中川大志)、そして「サムワン」という曲に救われたような回でした。

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ざわつく也映子の気持ち

前回の最後にサムワンという曲の意味を知り、泣き出した也映子。焦って手を引いて歩きだす加瀬君。

そこへ加瀬君に想いを寄せる大学の友人の結愛(小西はる)と遭遇してしまう。

也映子は結愛の思いも察していたので、加瀬君から手を放し、

也映子「違うの、違うの、私最近情緒不安定で。ごめん変な風に見られちゃって。また練習で会おう」と慌てて去る。

結愛「わかってるよね私、理人のことす」

加瀬君「皆まで言うな、ごめん」とそそくさと帰る。

 

少し離れたところで也映子は思う「何ふわふわしてんだ。こっちは大人だぞ」

北河(松下由樹)さんは、夫(おぎやはぎ小木)が気を利かせて買ったクルージングディナーに行く日でバタバタ。足の悪い母親と受験票を忘れて模試が途中からしか受けられなかった娘をなだめ、何とか船の出港の間に合う。

3人が忙しくなり、それぞれの生活へ

ある日の3人の練習の日、北河さんは風邪気味なのと娘のケアで欠席。加瀬君は大学の実習が近く、勉強で遅れてくる。

也映子「3コン(3人のコンサート)延期にする?ゆきえさんも大事な時期だし、理人君もバイオリン弾いてる場合じゃないんじゃない?」と加瀬君に言う。

加瀬君「でも俺らばっかり忙しいとあなたまたへこむでしょ。」

也映子「前はね。2人とも頑張ってたら、私も頑張ろうと思える。私3人で引くバイオリン好きだよ、でも無理に付き合わせちゃったら2人に執着してるだけの人間になるじゃん」

と也映子のケータイが鳴り、就職内定の連絡が入る。

リフォームの会社へ就職。

3人がそれぞれ忙しくなり、時がたつ。

也映子は部屋に置いてあるバイオリンを見て、しばらく2人と会っていないことを思い出す。

加瀬君も同様に自分の部屋でバイオリンを久しぶりに開き、也映子にバイオリンの弓をもらえる話だったことを思い出し、LINEをする。がすぐに返事はない。

加瀬君と久住先生の気持ち

久住(桜井ユキ)は順調に手の病気の治療が進み、よくなってきている。蕎麦屋で加瀬君と偶然出くわす。

先輩の演奏会に出るかもと話すと、ききに行こうとするも、

久住「聞きに来ちゃダメ、この病気は緊張が一番よくない」

加瀬君「俺が言ったって緊張なんかしないでしょ」

久住「するよ」

加瀬君「愚痴とかあれば聞きます。専門的なこともわかるほうがいいと思うし」(加瀬君の専攻は理学療法か作業療法系)

 

加瀬君と也映子はカラオケでの練習の約束を何度かするが、お互い予定が会わず、練習できずな日々。

 

実習中の休憩に話す、結愛と加瀬君。

結愛「理人のことが好きなんだけど」

加瀬君「俺は清水の気持ちには答えられません、すみません。だから我慢してバイオリン好きとか言わなくていいよ」

結愛「私が我慢してるのはバイオリンをしている時間。それを私に使ってくれたら・・・」

加瀬君「清水は別の人に時間を使ったほうがいいよ」

と誠実に対応。

久住先生は演奏会に向けて教室で練習しているところに也映子がきて、練習を聞いていく。

久住先生の回復を喜ぶ也映子。

ここで也映子が再就職に1年半経ったことを久住先生に話す。

そんな時間たってたんだと思いました。1年半。

久住先生は也映子達3人の関係を羨ましがり、自分もそんな風に出会っていたらとつぶやく。加瀬君のことなのでしょうか。

加瀬君と也映子がお互いの思いに気付きだす

久住と別れたあと加瀬君から電話が入り、弓を家に送ってくれた也映子に少し怒る。

加瀬君「レッスン終わった?弓届いたんだけど。こういう時は来ないのな。弓だけ送ってくるって何? 今から会える?」と教室の建物の前までくるがバイクの音でかき消され・・・也映子はバイクの音が電話の向こうから聞こえ近くにいること察するが、黙る。

加瀬君「・・・じゃあ明日も早いから。弓ありがとうございました。」

也映子「え、うんじゃあね」

加瀬君「即答しろよ・・・こえーよ」と帰る・

也映子「あと0.5秒早く答えられてたら28歳に夏が終わってしまう・・・」

 

 

北河さんは娘が自立して、塾にバスで行ったり、友達と遊んだりで時間に余裕ができる。反抗期で(笑)

そんな日にたまたま久住先生の演奏会会場でポスターをみてこっそりホールで見学。

久住先生は演奏会で自信をつけ、演奏者としてまた頑張ろうと決意する。

そしてもう一つ決意したのか、加瀬君の家を訪れる。が家の前で通り過ぎる。

それを加瀬君の兄(侑人)が見ていて、加瀬君に電話する。

侑人「まおが家に来た。お前に会うためじゃないか」

加瀬君「ごめん兄貴、まおさんにはできることはしたいけど、もう俺違う」と気持ちは也映子にあることを侑人に伝える。

久住先生がどん底に

時間に余裕ができた北河さんと也映子が教室に来ると、久住先生が辞めてしまったことを聞く。加瀬君もそれを聞きつけ教室に来る。

也映子「まお先生、演奏会で自信つけて演奏家として頑張ろうと思うって言ってた」

北河「え、それは違うわ。まお先生全然演奏できなかったの。」と偶然行った演奏会のことを話す。全然引けてなかったことを2人に話す。也映子には嘘ついていたんですね~。辛い嘘だな。

也映子「私にバイオリン私に譲るって言ってた、買い替えるって言ってたけどバイオリン辞めるってことかも」

久住先生の家に向かう3人。

也映子「3人で行ってしまったら先生の顔になってしまう。今必要なのは過去のことも今のことも全部知ってて受け止めてくれる人だと思う。それはあなただと思う。理人君が1人で行くべきだと思う」

加瀬君「でも俺が今一人でまおさんのことろへ行ったら別の意味が生まれちゃうでしょ。それは違う。俺は今はあなた」

也映子「全部人間愛だよ。愛とか恋だけじゃない。ここは人間愛でつながってる。ラブ&ピースだよね」

加瀬君「ふざけんなよ、こんな時まで。俺は」

也映子「やだよ。ずっとこれまで思い続けた人でしょ?その人が一番苦しい時にいてあげないあなたはやだよ。だから助けに行ってあげてほしい」

久住先生の所へ向かう加瀬君。

カラオケで待つ也映子と北河さん

北河「也映子ちゃん、もし理人くんに付き合ってほしいって言われたらどうする」

也映子「付き合います!」

北河「即答だね」

也映子「だってこの先誰かに付き合おうと言われるかわからない。30手前で8歳年下の男の子に付き合ってくださいなんてファンタジーです。スルーできるわけない」

北河「じゃあなんでまお先生のところへ行かせるの?」

也映子「あの人口悪い癖にヘタレで、痛いと思うとこばっかです。でも人のことよく見てるしめちゃめちゃ優しい人です。そういうとこ無くしてほしくない」

・・・

也映子「胸が痛い。痛いです。なんですかこれ。」と北河さんへすがる。

也映子「体中の細胞がいかないでって言ってた」とつぶやく。ドラマ公式ツイッターも辛そうです。

 

加瀬君は久住先生の家につきピンポンを鳴らし続ける。

久住は家でうずくまっている。

それでも呼びかけ続けるとドアが開き、加瀬君の腕を掴み家に引っ張る。

 

と、ここで終了。

 

感想

今回で一気に時が進んだ感じです。

そして、加瀬君と也映子がはっきりとお互いのことを思っているというところまで描かれていたので、ストーリーが進んでいることを感じました。

でも久住先生がけっこうかわいそうな感じです。加瀬君が最後に訪ねてきて、ドアを開けるところの表情が絶妙な表情で桜井ユキさんの演技の凄さを感じたシーンでした。

次週は加瀬君が久住先生に区切りをつけて、也映子とどう向き合うのか注目です。

 

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